就活講演メモ:自分のコンセプトを売れ

去年の夏に聞いた就活関係の講演のメモを発掘したので載せておくことにした。

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君たちは就職活動をするにあたって、自分はこう役に立ちます!と提案しなくてはならない。企業に需要を創らねばならない。面接官は似たような話ばかりで辟易している。面白いと思わせなくてはならない。自分の言葉で語らねばならない。

相手の望む物を判断し、提供すること

生活の中の一瞬一瞬が常にプレゼンテーション。相手が何を望むだろうかと常に考える。相手が話し終わった瞬間、相手の言ったことをまとめ、確認する。あなたが今言ったことは、こういうことですよね。営業は、相手の気持ちを理解しなければならない。やってきた客を見て、服、靴、連れ、相手の第一声、から相手の背景を相手が何を望んでいるのかということを、瞬間の中で発見する。そのためには、新聞、雑誌、TV、あらゆるものを見る。人の中身は外界の情報からできている。世の中の人が背景に持っている情報をたくさん持つことで、共有することで、お客さんの気持ちを理解することができ、相手の望むものを提示することができる。

あらゆることに100通りの言い方を持つ。どんな質問が来ても返せる。5段階の答えを用意する。

世の中のことを知り、知るたびに小論文を書く。効率よく論点をまとめるトレーニングになる。

誰かが今関心を持っていることは、その人の目の付け所を端的に表す。究極の要約。そのソースは新聞にある。

印象に残るように、冒頭にはギャップのある話を

講演者が営業した経験より、パジェロパナホームの例。お客様に新しい価値観を提案し、需要を創造した。

「お鍋がヒットしたからパジェロ売れますよ」

お鍋とパジェロにどういう関係があるのか!?お鍋が売れると言うことは、家族団らんしたいということ。本当は家族で旅行に行きたいけれども、行けなくてお鍋で我慢している。お鍋を買うところをパジェロにすれば、1日5千円でパジェロを楽しめる。

「景気が悪くなると家が売れる」

なぜか?景気が悪くなると家族に戻る。家族の幸せを探す。87%一軒家欲しい。13.7%一軒家持ってない。 67%女性働いてる。80%友達のような夫婦。女性と男性が対等に自立。お母さんは働きに行ってる。だから団らんができるようにする。団らんができる家。1階44畳のリビング。家の中心にダイニングキッチン。お母さんが料理しながら家族と会話ができるようにする。そんな家が求められている。家族と居たい。そんな家が、時代の流れを掴んで売れるようになる。

まとめ?

面接官をドキドキさせる。自分に関心を持って貰うために自分のプレゼンテーションを用意する。ただ座って質問に答えるだけで自分を伝えることができるか?