確率問題の面白さ
確率問題の面白いところ:
- ほとんど誰にでも、問題を出せば解答を貰えるところ(問題の理解に高度な知識が不要)
- にもかかわらず、正答できる人は妙に少ないところ
- 誤答する人は「解けた」と思うので、解答が乱立して混乱するところ
典型的な問題
ある主婦同士の会話
A「おたくんとこ子供二人いらしたわよね」
B「そうよふたりよ」
A「男の子いましたっけ?」
B「いるざます」
この時Bのもう一人の子供が男の可能性は?
生まれる確率は男女差なしとする
に対する解答は1/2と1/3で大きく割れる。場合によっては1/2という解答が支配的になる。
なんで混乱するのか
これが二次方程式なら、答えを元の式に代入すれば誤りが誰の目にも分かるので、こうはならない。確率問題では答の検証が容易でないのが混乱の一因となっている。とはいえ今はプログラムを組めれば誰でもシミュレーションで検証できる時代になった、ありがたいことです。